あしやまつり連絡協議会

芦屋市内6地区のだんじり会で運営する協議会です

  古くは摂河泉一帯で、江戸時代より曳行されている地車が現在の芦屋市域に6地区6台が現存し地域の皆様のご理解とご協力により曳行・運営されています。本協議会は、これまで各氏子地区で曳行されているだんじりを組織的に補助するとともに芦屋全体の盛り上がりに寄与する目的を持って運営している協議体です。協議会として、希薄となりつつある世代間の交流と地域文化の交流を繋ぐ核となる祭りをこれからも持続し、その魅力を高めるため各地区に於いてこれからも地車の保存・曳行に取り組んでまいります。


芦屋だんじりパンフレットの発行

本年は昨年より紙面を増やして発行いたしました。各地区の紹介もありますので是非ご覧ください。


芦屋だんじりカレンダーの販売

本年も令和6年・7年暦を1枚500円で販売いたします。各地区の役員までお声かけください。



芦屋6地区だんじり紹介

山之町

 芦屋神社


古くは江戸時代後期より曳行しており、二代目となる現地車は、明治34年に和田宮今出在家地区より購入し、120年以上に渡り当地区で大切に曳行しております。今では珍しくなった、灘目地域独特の形態で刎勾欄や見送り幕とともに新調当時の形を大改修の度にも変える事なく保存してまいりました。当地域は狭い路地と坂道が大半を占めており、取り回しの技術が必要とされますが、その分技を磨き曳き手の心を一つにした地域の方々に愛される曳行を地区の誇りとしています。



打出

打出天神社


江戸時代より氏子各町で曳行されていた地車を昭和9年に打出村全体で新調し幾多の戦火や災害を乗り越えて現在にいたります。10月の祭礼と7月24日25日の天神祭でも飾り付けをして祭礼を盛り上げています。



西之町

芦屋神社


 先代の西之町のだんじりは残念ながら第二次世界大戦の空襲で消失しましたが、昭和57年に西之町地車同好会を立ち上げ、東灘より地車を借りて巡行していました。2年後の昭和59年、吹田市高浜町から地車を購入。二度の大改修を経て現在に至ります。

地域の皆様からのご恩に報いるべく、本祭り後には「子ども曵き」と題しまして、イベント等も行っております。地車復活にかけた先人の意気込みを胸に、息の合った西之町の巡行を是非ご覧下さい。



中之町

芦屋神社


前身である精道地車は昭和62年に消防団幹部が中心となり西宮の越木岩より地車を譲り受け、平成4年まで芦屋秋祭りに参加していました。同年12月に失火により焼失しましたが平成5年に尼崎築地から地車、御影中之町より幕を譲り受け会員の手で大改修を行い、曳行を続けられました。

令和6年4月より地域の皆様から力強い応援を頂き、中世以来の旧芦屋村集落名に倣い「中之町地車」と名称を変更しました。

郷土の歴史を担い、先人達の強い思いと確かな歴史を次世代に伝承させてまいります。



三條

三条八幡神社


芦屋市の北西部に鎮座する三条八幡神社を中心に北は六甲山系麓から南は国道二号線までを巡行しています。現在の芦屋市の地図で西側に出っ張った地域です。三条という名前は、京都の三条からとったとする説(三条村誌)や奈良時代の耕地区分である条里制に基づいてつけられたという説があります。現在は、国道二号線に面して商店が並び、それ以外は住宅地という地域です。



濱之町

 芦屋神社


芦屋神社の氏子地域に根差した濱之町地車として、2014年9月15日に入魂式を行い、芦屋市濱之町地区で60年ぶりにだんじりが復活しました。60年以上前の荒々しさを兼ね備えた濱之町地車の先人に引けを取らぬよう、一糸乱れぬ練り回しを目指して皆様にご覧いただけるように頑張ります。



近隣のだんじり情報